トマス・H・クックのミステリー小説みたい
一番そうなってほしくない方に物語が転がっていく
ラストの忘却のツボ打ちとバスの中のダンスはかなり好き。
勝手な趣味ではあるけど、最近の大作ものよりこっちのが…
真相が明かされたときの「嘘やろ…」感。
でもそこからがこの作品の真髄というか、「母」というものが溢れ返ってとんでもないことになる。
そこが伏線なん!というような細かいところに細かい描写がちゃんとあ…
貧困、家族、偶発的な犯罪と、同監督によるパラサイトと同じような題材を組み合わせつつ、本作の方がずっと叙情的な仕上がり。
ポンジュノ監督作品の多くは謎解き以上の問いかけがある
ひとり荒野で踊る母か…