ジャン・ルノワールの小間使の日記の作品情報・感想・評価

『ジャン・ルノワールの小間使の日記』に投稿された感想・評価

AOI
3.7

【屋敷で小間使いとして働くセレスチーヌは、お金持ちの女主人になるという野望を抱いている】

ジャン•ルノワール監督『小間使いの日記/1946』
ブニュエル監督『小間使いの日記/1963』
ブノワ・ジ…

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3.7
このレビューはネタバレを含みます

ルノワールのアメリカ時代ということで、思っていたよりフランスそのままに驚き。テンションかしら、比較的低めで、仕事中隣の家に遊びに行っちゃうあたりの気ままさなどから感じたり…フランス映画だった。「息子…

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sho
-
革命が暴力によって終る悲しき喜劇。ポーレットゴダードが凄く魅力的。

これ終わりの唐突さは大分カットされたんだろうな。

民衆の力!!
自由を求めていたはずなのに、それがひとたび暴力を帯びると必ず駆逐される、そのための自由

髪を解くシーン美しい!
ルイーズとの関係性もすごく好きだった

でもセレスティーヌにはもっとい…

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菩薩
3.9

フェティシズムに走ることもなくひたすら階級闘争と最終的には革命の映画として走り抜ける。没落していく貴族に対して上昇志向を高めていく使役人、支配構造が入れ替わり旦那は去勢され大尉の戦意は遊戯的な物に変…

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4.0
ジャン•ルノワール、肌に合わないと思っていたけど ゲームの規則辺りから急に面白くなってきた
tomoko
3.4

ジョゼフ最初にでてきていいやつかと思ったら、ただの悪人だった。

革命記念の日に執事が主の財産を持って自由に、しかしその執事が傲慢だったため、お金のない人々に倒され、主人公は家から開放された男ととも…

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3.7
バザンの表現する「ドタバタ悲劇」というのが、本当にしっくりくる。

2024/06/19 1回目
石口
3.0

ヒロインの性格描写が曖昧なまま話が進むのでボンヤリした印象。ダーティーな方向には振り切れずいたって平凡なラブロマンスとして着地。癖強い野郎どもが一人の美女を取り巻く設定は魅力的で、もっと料理のしよう…

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詩郎
3.4
こんな軽快でコメディ的な要素のある物も撮れるのか
でも流れ的にはメロドラマだった
それにほぼ?全部?セットで撮影してた。30年代は屋外で撮ってだけど
切り返しはやっぱり使う傾向にあるのかもしれない

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