悲情城市の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『悲情城市』に投稿された感想・評価

本日の巣ごもり鑑賞。
1945年・第二次世界大戦の終結と1949年・中華民国の直接統治開始までの間の、基隆の林一家の盛衰を中心に、歴史に翻弄される台湾社会を描く。

1987年7月の台湾の戒厳令解除…

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KOH

KOHの感想・評価

4.3

第二次大戦後に台湾が国民党政府に返還されてから、国府が完全に台湾に撤退するまでの混乱した期間を生き抜いた小さな町と大家族の話。
経済的な混乱と強権的な抑圧の中で、人々の生活が少しずつ変容してゆく様を…

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necoko19

necoko19の感想・評価

3.0
支配される台湾の歴史。人の日常は国に、政治に左右されるんだよな。登場人物が多くて名前もごっちゃになって、長時間だから観終えてどっと疲れが…。

作中の恋愛が美しくてよかった。クローズアップの禁欲は個人の卑小さを突きつけるけど、逆説的なことにそれは人間を大切に思う上品さだと感じられる(距離に対する繊細な感受性を思わせるので)。

人間の歴史は…

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Miriam773

Miriam773の感想・評価

4.0
今思えば初めて観た台湾映画はこの作品かも。
美しい風景と時代に翻弄される人々…

 レオン・リーがこの映画に起用されたのは、出資者サイドからスターを使えという要請があったからだそうだ。ところが、彼は香港人なので台湾語がわからない。そこで、聾唖者というキャラクターにしたという。中国…

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過去鑑賞記録
何回も見ないと味わいがわからない
終わって、解説読んで、また見て
家族で食卓を囲むシーンが印象的
marie

marieの感想・評価

-
記録に残すのを忘れていた。
なんとも言えない複雑でせつない気持ちになったのを覚えてる…悲しい台湾の歴史。
家族の姿。
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