私の人生はどこかへ辿り着いては、離れ、またどこかを目指しては、どこかを探し、そしてせめてこの世界に留まり続けるために、苦しみながら、行ける場所を探しては、走り続ける人生なんだと思います。あちらの世界…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
敗北者である父と、父を尊敬してやまない娘
親子愛でもなく、友情でもなく、恋人同士に生まれる何かでもなく(もしかしたらこれが一番近いかもしれない)、奇妙で危うい関係。
成長に伴う距離の離れ方がリアル…
瞳をとじて、ミツバチのささやきが「純文学」なら
エルスールは「エッセイ」
エストレリャの語りがあるからエリセの作品の中で圧倒的に分かりやすい
エリセの作品初めて見る人にはいいかも
ただもっとアクの…
10年ぶりくらいの再鑑賞📀
プロデューサーに90分✂️され、
残り半分の90分になってしまったことや、
監督の長編作品で唯一の“原作ありき”といったこともあり、実は監督本人にとっても、我々観客にと…
エリセやべぇパート2。
父の想い
父への想い
朝起きたら父がいなくなった事を悟る娘 エストレニャ。
その後、幼少期のエストレニャの回想から物語は始まります。
これまた余白の多い演出で頭フル回転…
少女・エストレリャが、父の姿を通して世界や人間について理解していく過程を描いた作品。
父・アグスティンは振り子で水脈を当てるような霊的な能力を持ったミステリアスな存在として描かれ、エストレリャも彼…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.