少女から見た
父親という
一人の人間の移り変わりを
詩的な映像で綴った作品
私には
その裏にある父親の苦悩の側
からどうして見てしうのだが。。。
自分の
人生の様々なシーンが
頭をよぎる。。
…
1983年にスペイン・フランスでつくられたビクトル・エリセ監督作品。1957年、ある秋の日の朝、枕の下に父の振り子を見つけた15歳の少女は、父がもう帰ってこないことを予感する。そこから少女は父との過…
>>続きを読む左手の薬指で輝き続けるシルバーの六つ星のリング。役名のestrellaはスペイン語で星を意味する。大好きな父親から送られたのかもしれない。
父もひとりの人間であり個だということを作品を通して訴えかけ…
84年のスペイン映画祭で鑑賞。「エル・スールー南―」という邦題だった。翌年の公開時にも再鑑賞。エリセの最高作だと思う。180分の完全版は何とか復元できないのか。後半部をプロデューサーがカットさせたと…
>>続きを読むかつては大好きだった父の浮気に気づいてしまった娘、みたいなテーマかと思うけど、実際は昔の恋人?との手紙のやり取りだけで、泥沼不倫劇なんかとは程遠い。
他にもダウジングとか、父の実家の家政婦との交流な…
ミツバチのささやきに次いで視聴。こちらの方がストーリーはわかりやすく、少女の父と過ごした日々の回想から物語がはじまる。南と北ではスペインも大分気候が違うんだなぁ。おばさん役がすごく素敵なおばさんを演…
>>続きを読む自分でもこういう解釈の仕方はどうかと思うのだけれど、これは一種の近親相姦的ポルノグラフィとして機能しうるのではないかと。小津の逆パターン的というか。
当初は父親の神秘性が回想によって剥ぎ取られてい…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.