映画を撮るということ。撮られたその映画を観るということ。この2つの行為の間には、もしかすると、もう1つの層(位相・次元)が存在するのではないか。
1973年に長編処女作『ミツバチのささやき』という…
映画冒頭で既に、物語は完了していて解決は何もしていない。始点から終点までの宙吊りの過程は、手前から奥へと真っ直ぐに伸びるが果ては見えないかもめの家の目の前の道により、明瞭に示唆されていた。
淡い幻…
幼い頃は、母と毎日一緒に時間を共にしていたはずなのに、父との記憶ばかり覚えている。
パパが分からない。
あの時どうすればよかったか、私も父のことでよくそう考える。
掴みきれない。分かりたいけど分…
ミツバチのささやきよりも
明らかに好きな作品だったのだけど
その理由も話の筋も忘れていたので
超久しぶりの再鑑賞
映画史上最も美しいとも評される
自然光だけで撮られた
冒頭の夜明けのシーンに始まり…
「ここで終わりかい!」って感じの終わり方で驚いたけど調べてみたら予算の関係でエストレーリャが南に向かった後半部分が撮影されなかった未完の映画らしい。なるほどねー。
冒頭の部屋に光が射してくるシーン…
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