北に住む人は病みやすくて、南に住む人は明るくのんびりしているとよく言うけれど、この映画を観てる途中にやっぱそうなのかな?笑、と思ってしまった。
制作費が調達できず、完成出来なかった作品らしいが、前…
しっとりと落ち着いた映像美を感じるような作品で、終始暗いけどそれが良かった
振り子がちょうどいい大きさで、美しくて欲しくなる
エル・スールって意味が意外だったけど、あの環境下にあっては、南の温暖で陽…
NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
これまでに観たV. Erice監督作品『瞳をとじて』(2023)と『ミツバチのささやき』(1973)と比べると、個人的にはかなり観やすかった。眠気を誘う…
エル・スール(南へ)
ビクトル・エリセの単独作長編2作目。上映時間は100分を切り、コンパクトだと思ったら本来あるべき後半90分はぶつ切りになってたらしい。
スペイン内戦後の父親の悲哀を娘の視点…
ほぼ回想録でナレーションによってその時々の心情が語られるため、前作のミツバチのささやきとは違い、かなり説明的なシナリオ。他方で、肝心な父の抱えていた悩みは最後まで明らかにはされず、娘の回想録から得ら…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.