サイテー映画を観て、ゲラゲラ笑おうというブームが、20年ぐらい前に映画秘宝辺りから火がついて起こった時、真っ先に取り上げられたのが、エド・ウッド監督だった。
「ブラン9」を観た時に確かにそう思ったが…
最近、アンケートや何かの登録に、
男・女・その他って見たことありません?
最近やっと!
男だとしても、女だとしても、
服装倒錯者って今では当たり前。
自分も昔はレディースの古着屋着てたし、
デザイ…
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しつこいくらいに出てくる新聞の「性転換手術」の見出し。ストーリーテラーみたいなおっさんが右手で撫でて消えた人が、左手の下に異性になって現れる。
「女/男」性しかない世で、服装倒錯症とはなにか。そのあ…
服装倒錯者、いわゆる女装癖と性同一性障害の違いを丁寧に説明してくれたりその癖はなぜ起きるのかとか、生きづらさ、周りの接し方などプロパガンダ的につくられたものなのかな?と少し勘ぐってしまいましたが、な…
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最初に監督の名前が「エドワード・D・ウッド」って出てきて、(ん⁇もしかして、かの有名なエド・ウッドでは…⁇)と思ったら本当にそうでびっくりした。思いがけず初エド・ウッド作品だし、しかもこの作品デビュ…
>>続きを読むエド・ウッドらしい、そしてベラ・ルゴシの Tranceatlantic accent の大仰な存在感。相変わらずの意味不明なシーンは多数あるものの、結構好き。
ちなみに、エド・ウッド自身が女装癖が…
前評判に反して、案外楽しめる作品だった。
とは言え、意味も脈絡もない長尺のポルノシーンが挿入されたり、何の論理もない異性装を肯定するセリフがあったり、訳の分からないイメージが切り貼りされ、誰による…
デヴィッドリンチが「グレンとグレンダ」を評価しているというのは、悪夢的表現へのシンパシー程度だろうとしか思っていなかったが、なんの意味もなくラジエーターのクロースアップがインサートされており、中々具…
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