原作小説があるためなのか、展開が他のカウリスマキ作品よりも悲しすぎる…
無声映画。伴奏音楽やシーンごとの独特な効果音で状況や心情を表現。たまに字幕で説明するが、説明のないシーンも多くて観る人の想像…
Amazon Prime Videoで鑑賞。
キャベツ農家のユハ(Sakari Kuosmanen)とマルヤ(Kati Outinen)夫妻は“子どものように幸せ”だった。だが都会から来たシェメイ…
こちらも表情筋が動くタイプ。影の使い方は昔っぽくてエモかったけど、選曲やジェスチャーは近代風でちぐはぐ(笑) でも内容はすこぶる面白くて、サイレントなのにめちゃくちゃ引き込まれた!最初の幸せそうに添…
>>続きを読む原題『Juha』 (1999)
監督・脚本・編集・製作 : アキ・カウリスマキ
撮影 : ティモ・サルミネン
音楽 : アンシ・ティカンマキ
出演 : カティ・オウティネン、サカリ・クオスマネン、…
悲劇なのかは、どうだろう。
マルヤの人生は、まだ始まったばかりだ。
これから先、まだまだ長い。
色々な思いを抱えながら、彼女はこれからの日々を生きていくのだから。
一度きりの人生、悲劇なんて呼ん…
音楽付きサイレントという時代への挑戦。
物語はシンプルでも、そこに漂う哀愁と寓意がカウリスマキらしい余地を生む。
キャベツが市場で売れるショットは、消費と原罪を暗示し、静謐な日常を一瞬で“寓話の舞台…