前作『浮き雲』で極まった感のカウリスマキ映画。極まってもそして人生は続くのでどうにかせんばなのがこの人生。映画の神達のこのどうにかせんばはどれも静かにスリリングだし、どれも意外性にひっくり返されるし…
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フィンランドの小さな村でキャベツを作る幸せな夫婦ユハとマルヤ
ある日、村にシェメイッカと名乗る男が車で通 りかかる
車が故障したという男は畑にいたユハに助けを求め、ユハは快く車の修理を引き受け…
わざわざ選ばれた無声形式は、物語をおとぎ話のように見せる。演技が大きくてかわいい。画面の揺れもよく似合う。
終始音楽を大袈裟に鳴らしながらも、どこかずれていて間抜けに響くからおもしろい。そしてラス…
典型的な、都会の悪辣な金持ちの、田舎の素朴な貧乏人に対する搾取。フィンランドの国民的作家の名作の映画化って事なんだけど、相変わらずフィンランドと言われて日本人が思い描く様相と相当違うよね。。
ほん…