文化大革命の時代に生きる女性の映画はチャン・イーモウ監督の「活きる」が名作。時代に翻弄されながら悲しみ、苦しみ、ぼろぼろになりながら生き抜く様子は今作も同様で、本当に恐ろしい時代だったんだと改めて恐…
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文革時代の映画は何個か鑑賞したことがあるけれど、この作品は特に秀逸だった。
多くの作品が文革の被害者は反革命分子が主として描かれているのに対して、芙蓉鎮では文革に取り巻かれた、党員や一般市民を含むす…
まずチエン・ウェンは紅いコーリャンしか知らなかったので、こんな味わいのある役者さんと知って良かった。今や監督もすごいけど。
それにしても制作時期が天安門事件の前だったからか、文革への思いをこんなに真…
あらゆる中国映画の中でこの映画が最高でした。
最高というのは、この作品が、中国の怖さ、恐ろしさをようく描き出していたから。バカな日本人は中国にすぐに夢を見がちだが、現実の中国はそんなすばらしくも、雄…