‶人生は 生きる価値あり”
平凡な主婦と訳ありな男。
九官鳥が逃げ出さなければ出会わなかったであろう二人のひと時の情事。
ほぼ男女の会話劇。
うーむ、文字通り、特別な一日だったな。…
タイムリミットが決められていて歴史的事実により何となく彼らの運命が予測できるからか、限られた空間で段取りを作っていかなければならないにもかかわらず窮屈な感じは全くない。それが40年代50年代の室内劇…
>>続きを読む建物の映し方がすごくいい
第二次世界大戦前夜、ヒトラーがローマを訪問する特別な日、家族は皆ファシスト集会へ行ってしまう
一人残った主婦アントニエッタは集合住宅の中庭を挟んだ向かいの住人ガブリエレと…
映画はわずかな設定や人間だけで、構成は可能という作品。
ムッソリーニが行うファシスト集会の演説。
アパートの全住人がいなくなるが、一人残った主婦と反ファシストの男。
2人の間には恋愛関係が生まれる…
【心のともしび】
ファシズムが台頭する戦中のイタリーで、アウトサイダー主婦のソフィア・ローレンがなぜか反政府分子で同性愛者のマルチェロ・マストロヤンニに恋してしまうナチュラルな不倫劇。
たった一…
『暖流』を想起させるシーツが干された屋上のシーケンス。
ラストのクレーンにしろ、団地&室内撮影の巧さが物語を牽引する。
冒頭の煽り構図のエスタブリッシュメントカットもよかったな。
灯りを消せば映画も…