下町の作品情報・感想・評価

『下町』に投稿された感想・評価

東宝ダイヤモンドシリーズの一作。林芙美子の原作を笠原良三と吉田精弥が脚色、千葉泰樹が監督した千葉の代表作。山田五十鈴の幸福の絶頂から絶望に転落する表情演技に胸が締め付けられる。成瀬の「秋立ちぬ」(6…

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昼
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情事の翌朝、歩く二人の姿は水たまりに反射して息子はすべて気づいているみたいに早足で先を歩く。三船の死を知った後、河川敷を歩く母子のすぐ横を解体されたあばら家の残骸を乗せたトラックがビュンビュン通って…

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4.1
千葉泰樹監督特集にて。戦後4年後の下町を舞台にした人間模様が描かれる。短編だが中々の秀作だった。ストーリーがわかってしまうので多くは語らず。
 記録

 https://youtu.be/tdnqBCYcdC0
こ
3.8
このレビューはネタバレを含みます

人間、出会う時は出会うんだな、とつくづく..
しかしなんという最後、別れる時も突然だ、出会いがあれば別れがあるのだという当たり前のことが、突然の死によって当たり前じゃないように現れて、戦争が終わった…

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三船と山田五十鈴が押し問答の末、事に及ぶシーンには裸が映るより興奮した。

そして、ちょっと浮かれてからの放心。
教授
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「下町」にルビを振って「ダウンタウン」。

悪女役ばかりのイメージの山田五十鈴は可愛らしいし、それにも増して三船敏郎は恐らく世界一愛らしいチャーミングな映画スターだと思う。
当時を知らないのであまり…

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3.8

池袋・新文芸坐にて。三船特集。併映は≪結婚指環≫林芙美子の原作(短編小説)は読了。初見から40年以上経っているが、その内容を良く憶えていたことに我ながら驚き。原作にない山田五十鈴と淡路恵子のやり取り…

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3.0

『蜘蛛巣城』の濃厚さと業深さがうそのようにおだやかな(まさかの同年製作)、山田五十鈴×三船敏郎のあわい中年ロマンス。結末部の意外な急展開にはびっくらこいたが、あれ以上つづけるとメロドラマになってしま…

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ゆき
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魚の切り身を白米の上に放り投げる三船敏郎、恐れ入谷の鬼子母神

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