真夏の暑さに当てられた「普通」の人々が欲望を剥き出しにしていく様を描いた群像劇。
ウルリヒ作品は過去に『パラダイス 愛』『インポート、エクスポート』を観てあまりハマらなかったが、本作は結構好みだった…
ドキュメンタリーチックでバラバラな人物と時系列で進行する群像劇であり、各々が何かに対して強烈なストレスを抱え、猛暑の極限状況下で人々の滑稽さを炙り出した胸糞映画。ザイドルの捻くれた視点が常時観てるこ…
>>続きを読む【第58回ヴェネツィア映画祭 審査員特別賞】
『パラダイス』三部作で知られるウルリヒ・ザイドルの長編フィクションデビュー作。ヴェネツィア映画祭のコンペに出品され賛否両論を巻き起こした。
「ドッグ・…