【薄手】
12人の子供たちが失踪する。原因はまったく分からない。やがて宗教的原理主義者が書いたかとも思われる手紙が親のところに届く。捜査していた刑事も自分の職に嫌気がさして……というような話なのだ…
「最後通告」
〜最初に一言、「山の焚火」のムーラー監督のVHSに残された異質な秀作サスペンス・ファンタジーである。あの傑作から13年、文学から決して映画を作ることをしない監督の自分の経験に基づいた…
タネール「ジョナスは2000年に25歳になる」に通ずる映画的演出を感じた。社会問題をしっかり描きながらノアの方舟的表現も理解はしつつもムーラーが内包する映画力を充分に捉えられる余裕がなかったというべ…
>>続きを読む複数の誘拐事件が発生して子どもたちが姿を消し、その子たちから両親や警察に宛てて手紙が届く…この展開、2000年に財前直美、内藤剛志、竜雷太らが出演していた「QUIZ」ってTVドラマにそっくりだな。主…
>>続きを読むロケーションの撮影と音響がなにより素晴らしい。
山へ山へと登る人物たちは見た目ショットのフレームの中に月を捉えようとしているかのようだ。彼らは月の陰影を目撃し、隠蔽された子供の行き先を照らそうとする…
バラバラな場所に暮らす縁のない子供たちの集団誘拐にあった家庭とその周囲の状況を描く映画。
解決はしません。(恐らくは生きているけど本作中では戻って来ない)
サスペンスというよりスピリチュアル系?と…