渡部篤郎と原田知世の二人暮しはとても静かで安定感のあるもので透明感すらあった。
そこに菅野美穂の登場で物語は大きく動き出す。
この映画の中の菅野美穂は全く好きではないなあ。
3人ともが孤独を抱…
私は華子みたいな人に悔しいくらい憧れる。
でも其々に思うところは沢山あって考え方は沢山あって上手くいっているふりというのは苦しいだけだったりもする。
色んな感情が立ち込めてはっきりとしたことは言えな…
「江國香織の世界観」って映像化するなら絶対に桃井かおりあたりがピッタリとはまると思うんだよねあのアンニュイな感じが(今の桃井かおりを主役にもってくるのはちょっとお歳を召されてて無理な気がするけど)原…
>>続きを読む劇場公開日:1998/11/7
キャッチコピー:「好きになることは、なんだか哀しい……。」
この作品の中心人物3人が抱える孤独、お互いへの想い、向き合い方を映像ではどんな表現で演出して行くか、原作…
江國香織さんらしい生活感の薄い独特な言葉の数々が、逆に当時の時代感を弱めるのに役立っていたと思う。
「おかえりなさい」の美しさが際立ち、だからこそ終盤で電話を取ったリカの「はいッ」が印象的だった。
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