飛べ!フェニックスの作品情報・感想・評価

「飛べ!フェニックス」に投稿された感想・評価

2004年にリメイクされたが、大して話題にもならなかったデニス・クエイド主演映画『フライト・ザ・フェニックス』のオリジナル版。子供の頃テレビで見て以来の観賞。

監督はロバート・アルドリッチで出演者も完全に男だけと、いかにもアルドリッチの世界だ。

登場するキャラクターも豊富で、ストーリーも次から次に新たな展開や問題が起こり、最後まで退屈させない。撮影中に事故があり、プロの飛行士が亡くなっていて、最後にその方に捧げられている。
むっちゃくちゃ面白い。恐ろしく過酷な内容なのに飲食のシーンがほぼないからあまり重い気持ちにならずに済む、がやはりエモくて泣いてしまう。喜んで適当に踊ったり手を叩いたりしてる姿だけで泣けてくるんだよなぁ。2時間半あるけど体感時間は90分程度。神。
temmacho

temmachoの感想・評価

3.8
勝手に青春ドラマの感動巨編かと思ってました。

人間って、なんでも作っちゃうんだね。
飛ぶんだ、ちゃんと(笑)
リメイクの"フライト・オブ・フェニックス"から観たがオリジナルも素晴らしい



特にリチャード・アッテンボローが👍
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.5
2010/12/8鑑賞(鑑賞メーターより転載)
救援など来ない砂漠の只中に不時着した飛行機の乗員たちが、墜落した機体から新しい機体を作るという途方もない方法で脱出を図るアドベンチャー...といっても主体はそれに至るまでの人間ドラマ。じりじり迫る暑さと乾きの中で、これまたむさ苦しい個性バラバラの男たちが激しく衝突し醜くなっていく描写が続く。普通なら皆を強く率いていくはずの主役ジェームズ・ステュアートが孤立する一方なのも意外で面白い。名優たちの暑苦しいぶつかりにはこちらも喉が渇くようだし、その喉に冷えたビールを流し込むような爽快感あるラストが秀逸。
男のドラマを描かせればこの人ロバート・アルドリッチ監督の代表作。

砂嵐に巻き込まれ、砂漠に不時着したプロペラ機。生存者たちが飛行機の廃材を使って脱出を試みるアドベンチャー映画で、今見ても手に汗握り、喉の乾きを覚える。

機長のジミー・スチュワートや副機長アッテンボロー、乗客にハーディー・クリューガーやアーネスト・ボーグナインやピーター・フィンチなどなど出演者が多彩。
古池

古池の感想・評価

3.9
「死の砂漠を脱出する男たちの壮絶な奮闘!」ってDVDパッケージの謳い文句に書かれてますが。そうなんだけど極限状態のあれこれ、と言う言葉から想像するよりは、それほどキリキリしていないかも。機長と航空技師の主導権争いや、機長と副操縦士?の口論等、人間関係中心に、いろいろ事件は起こるけど、どことなくゆったりな雰囲気にも感じましたが、面白いな。と、観ていたら、ラスト近くの展開には狂気の世界に突入?!と、けっこう意外な展開に…と、思いきや。面白い。
原作があるんですね。

142分中、吹き替え収録約95分か…と思ったら、ちょっと情けない雰囲気とか、家弓家正さんの多彩な魅力が味わえましたね!渋味は少なめ?
森下

森下の感想・評価

3.6
砂漠に不時着した男たちが、砂漠から命がけの脱出を目指すお話。
みんなキャラが濃くて、見応えがあった。
undo

undoの感想・評価

3.8
熱砂という灰の中で。

ロバート・アルドリッチ監督作品。
絶望的な状況の中で、人間の強さと弱さを描いた娯楽作。

サハラ砂漠上空を飛行中に砂嵐に見舞われ、不時着してしまった民間貨物機。
水も食料もわずかで、落下地点が悪いため、早期の救助も期待できない。
熱砂の中に取り残された乗員と乗客(全員男で15人くらい)。絶望的な状況の中で彼らがとった行動とは…。

この監督の作品を観るのは3作目だけど、ジャンルを問わずにセンスあふれる娯楽作を作る印象。
本作も、ストーリーはシンプルながら、たっぷり時間をかけてクライマックスへ積み上げていくスタイルの良作。

この時57歳のジェームズ・スチュアートが主役のベテラン機長を演じる。彼は困難に立ち向かう姿がよく似合う。
他にも個性的な乗員乗客たち。世代も人種も職業もバラバラな彼らが困難な状況の中で織りなす人間ドラマも作品に厚みをもたせる。

こういうシチュエーションの作品を観るたびに思うのは、自分がこのような場面に遭遇した時に、何か貢献できることはあるだろうか、ということ。本作のように、医者はどんな場面でも重宝されるし、鍛えられた軍人も頼りになる。私もこういう時のためにサバイバル術でも学んでおこうか(笑)

有能な人間が事態を打開するために積極的に行動した結果や、指示に従っているだけの人間が最終的にどうなったか、など、社会の縮図を見ているようで考えさせられる部分も。
優秀なのに根本的にズレている描き方をしていたのはドイツ人に対する何かの皮肉だろうか。

丹念に絶望を描きながら、やがて訪れるクライマックス。
人間の強さと弱さを乗せて、砂という灰の中で希望を取り戻すことができるだろうか。



名作巡りの旅 次回『続 荒野の用心棒』
DVDだと日本語吹替が結構欠落するけど、めっちゃ面白かったのは覚えてる。リメイク版よりオリジナル版が好き。
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