不思議な浮遊感のある映画だった。
ワンダは古いドイツ語で”放浪者”という意味があるらしい。
まずワンダが目覚める家がすごい所にあるのね。
窓の外がすぐ砂利の山でショベルカーが砂利を掬って運んでる。砂…
今から50年以上前の映画。
社会からこぼれ落ちる女性を淡々と映し出す。
ワンダの切ない表情、いたたまれなくなる泣
見た目は「普通」でも、判断力や社会性に乏しく、他人に流されるまま生きる主人公。
…
この映画を「1970年代アメリカ人女性」の生き方として、フェミニズムの視点から論ずることはもちろん可能だけれど、ワンダ(バーバラ・ローデン)のような、自分の意思を持たず、何も考えず、ただ周りに流され…
>>続きを読むこういう映画あんまり好きじゃない。
話が頭に入って来ない。
こういう映画がどんな映画かも言語化できない。
観てて思ったのは「俺たちに明日はない」や「テルマ&ルイーズ」みたいだな。
その2つもあまり…
本当にダメな人は自分を変えようと行動しても結局ダメなんだよな、と嫌な現実を突きつけられる映画。
社会でサバイブする術を教えてもらえず、かといって家庭に幸せを見出せるタチでもなく、何もできないワンダ…
多くのアーティストから熱烈に支持された幻の傑作。ほとんど派手な演出もない。最後の酒場の場面が意味深。周囲の喧騒から孤独状態で黙々と何かに食らいつく長回し。刹那的に流されて生きながら、デニスと銀行強盗…
>>続きを読む(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS