砂の器の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『砂の器』に投稿された感想・評価

4.0

ハンセン氏病の絡んだ殺人事件の真相に迫る刑事を描いたヒューマンミステリードラマ。
原作は松本清張の推理小説。
野村芳太郎が監督を務め、橋本忍と山田洋次が脚本を、芥川也寸志が音楽監督を担当。
丹波哲郎…

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ryodan
4.5

色んな意味で昭和を満喫出来る作品。今と違って、洗練されていなくて田舎臭くて住みづらい昭和日本。焼け野原から立ち上がった日本の光と闇。何と言っても後半部分、素晴らしかった。殺人の動機を明快にしていない…

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水をいつまでも留めてはおけない砂の器のように、「失われゆくものを偲ぶ」映画であった、と思う。

語り草かつ圧巻なのはやはり終盤における30分にも及ぶ映像詩的演出だけれど、それまでの時間はある殺人事件…

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3.6
悲劇だけど美しい。 昭和の空気感。
5.0

松本清張原作。クソおもろいこれぞミステリー。蒲田で身元不明の死体がみつかるところから始まり、唯一の手がかりは東北訛りのカメダだけ。展開がひとつひとつ丁寧に進んでくからめちゃ見やすい。終盤でコンサート…

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4.0
とんでもない傑作で、想像をはるかに超える衝撃と感動。サスペンスとして結末が見えてきた矢先に、全く違う親子の物語が始まる。音楽の素晴らしさが放浪の旅をエモーショナルに彩っている。
この映画を否定することなんて私にはできない。
Ame
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二人組の刑事がのどかにご飯を食べたり瓜を叩き割ってかぶりついたり、緑を背景に列車で移動したりしている。ゆったりした時間が流れていて、後半の対比にもなる。昔は自動化されてないが故に人と関わる必要があっ…

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急所
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昭和の記録
発明と挑戦

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