映画内での問いが映画を観た人たちにも同じテンションで開かれているのがいい。(社会派という意味ではない)
この映画について是枝監督が以下のようにコメントしている。
「映画の前半、思い出を語るシーン…
是枝監督の初期作品。
なんとなく観たけど映像が綺麗で良い作品でした。
亡くなった人があの世に行く前に大切な思い出を一つだけ選ぶ…
映画の前半、思い出を語るシーンには、台詞を語る役者、実体験を話す役…
『幻の光』で見られたようなアート感のあるショットは抑えめで、むしろドキュメンタリー味が増した。設定はだいぶファンタジーなのに。
セリフありの俳優さん、実体験を語る俳優さん、実体験を語る役者ではない…
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