これは映画なのか?
想像を超える圧倒的現実が
全てを流した心の更地に
大林監督が打ち上げた想像力をも復興させる大花火。
凄まじい情報量を色彩、字幕、キャラクター、アニメ、聴覚を刺激する等、あらゆる…
虚構と現実、過去と未来、希望と絶望、平和と戦争、対立概念の境界を曖昧にし、より大きな人間社会の理想へと止揚する。
虚構が虚構であるが故の普遍性と曖昧さに夢を託した大林監督の、未来への願いと祈りが詰ま…
特別上映があると知り
この機会を逃してなるものか
東京渋谷の朝
スクランブル交差点を斜めに走り
大林ワールドへの旅に急ぐ
ギリギリに乗り込んだシアターは
息つく間もなく加速
天草から長岡、長崎と広…
映画体験の純度を高めたい作家は物語という重しに抵抗する。物語のせいで飛べないから、と。物語は黙ってろ、ショットに語らせろと。
語るべき物語がある。と、大林宣彦は物語を画面に打ち付ける。画面が壊れて…
戦争を題材にしながら
変わらぬノスタルジック。
長岡の歴史から
実際に起こった出来事から
名も無き人たちの
映画にならなかったら
消えていってしまうかもしれない
映画のような物語が語られる。
劇中で…
常軌を逸し続けてきた大林宣彦のひとつの到達点。飄々とイマジナリーラインを超え、細かなカットで軽快にリズムを刻む、自由闊達なカメラ捌き。この地で今だからこそ撮らねばと執心すらも伺わせる鎮魂歌。もはやこ…
>>続きを読む演出に困惑しつつも 人の生死が場所と時を越えてつながっていく構成はよかった
長岡の花火について有名であるということ以外しらなかったし この映画がなかったら想像しなかったことも多くある
ただ、長岡の人…
映画館で観るの10回目だけど何度でも観ねばならなくて、3時間ずっと胸ぐら掴まれているようなエネルギーで、時間も生き死にも現実もファンタジーもこんなアナログで観たことない演出で行ったり来たりして、更に…
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