適当すぎるビリヤード、真剣にやる気があるのかわからない決闘、死んだはずなのになぜかまだ喋ってる登場人物。しかし、映画全体を通してこれだけ強烈な迫力があるのは、真剣さの感じられない遊びを真剣に演じてい…
>>続きを読む(冒頭の一文は後日削除)
まず最初に、週中仕事帰りに2本鑑賞したことでレビューが滞り、多数連投することお詫びします。
ブラジルの歴史、神話、土着文化等の知識がなく、理解出来ていない部分が多いのだが…
1969年 ブラジル🇧🇷
政治と寓話が融合した西部劇!
監督はグラウベル・ローシャ
ブラジル映画運動「シネマ・ノーヴォ」を代表する作品
…と書き連ねてみましたが、どのワードもお初です
「シネマ・…
【布を咥え剣劇、あるいは崖っぷちの銃撃戦】
動画版▽
https://www.youtube.com/watch?v=FsUztMoq_LA
第38回東京国際映画祭にて行われるブラジル映画週間にて…
冒頭の説明のロールから、神話的なストーリーだということが示される。
殺し屋が改心するストーリーを含め、同じ南米の監督による「エルトポ」に似ている。
観客を見つめてくる幾何学的なショットなどゴダール…
中卒でパン工場勤務、年下の上司に詰られる絶望の日々を変えるには革命しかないと分かっていてもこの年になるとそこまでの気力も体力もなし。グラウベル・ローシャの文化映画で権力に抗い、暴力のみを信じて抑圧さ…
>>続きを読む1970年、新宿アートシアター(ATG配給)の正月を飾ったブラジル作品。アナーキーなパワーに満ち溢れた革命の映画。タイトルを訳すと「死のアントニオ」。
【物語】
ブラジルでは権力者に反抗する山賊ゲ…
©Grupo Novo de Cinema e TV