さらば夏の光に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『さらば夏の光』に投稿された感想・評価

キャスト・スタッフ含めて6人という超小規模撮影でヨーロッパ諸国を巡りながら1ヶ月で撮影をするという機動力といえば聞こえはいいが、あまりに無茶な制作体制で、然し紛れもなくヨーロッパの陽光を見事に捉えた…

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5.0

秋津温泉でもおなじみの、一方が追いかけたら他方が逃げる恋愛のあり方が全体的に描写されている。

主人公にとって、女=カテドラル=追いかける(逃げさる)ものなので、カテドラルが実在し、女が自分から逃げ…

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4.4
出合いと別れ。男と女のモノローグ。何処か虚ろで空虚。ヨーロッパの美しい風景と重なり、映像に力を感じる。この時代にアラン・レネの影響をここまで消化出来るのは凄い。
4.5
ここまで図々しい映画ははじめて見た。メモしておきたいセリフも目白押し、とても良い。最後に茉莉子の重めの告白でさんざん付け回した横内正がスタコラ退散するのもマル。

吉田喜重の作品で、もしかしたら一番好きかもしれない映画。

アラン・レネの影響がめちゃくちゃあるだろうことが容易に想像できる格調高い映像が抜群に素晴らしく、尺がそんなに長くないこともあってその美しさ…

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このレビューはネタバレを含みます

「ガラス越しに唇をなぞるシーンで、わあって、、、キュン死しちゃいました」(ダンサー/26歳)

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