【戦争と狂気】
継やん(古尾谷雅人)の行いは常軌を逸している。正に鬼である。
しかし、戦争も村の風習も人間の心もすべて常軌を逸している。
無意味な徴兵制、性の氾濫。狂気の沙汰と言ってもいいだろう。…
「皆様方よ今に見ておれ、でございますよ」
奥山和由が松竹に対して行った、たった一人の戦争だった。
「皆様方よ、今に見ておれ 奥山和由からの宣戦布告――春日太一の木曜邦画劇場」
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すごい映画、一見の価値あり
・昭和初期の村の風景、家の雰囲気、おどろおどろしい感じ
・女優のエロさ、田中美佐子のかわいさ
・ラストの狂気の殺人
・今では使われない80年代角川映画的なテクノ音楽（でも…
ちょっと..怖いと濡れ場だけじゃないでございますよ、悲しくなっちゃう
どれだけお辛かったことか
そして音楽が妙に明るいんだけど、嫌いじゃない！むしろ好き！
村を見下ろして、いまに見ておれでございます…
古尾谷雅人の演技と独特なセリフに感情が揺さぶられる
中でも｢おばやん俺を夜叉にしてくれぃ...鬼にしてくれ｣ってセリフでなんかグッとくると言うか辛くなった
ストーリー的には、たまに見るタイプの話…
「皆様方よ、今に見ておれでございますよ」
実際にある事件をもとにしてる作品で、
ストーリーや結末は好きだったんだけど
濡れ場が多い映画が苦手なのでこれくらいの氷菓。
そして作品にあってない音楽は…
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