
斜めに切り取られた街角で、私たちは永遠にすれ違う。
映画という名のフィルムに焼き付けられた、最も純粋で、最も痛烈な『不在』の証明。
『海辺の恋』で歴史の闇から瑞々しく蘇ったギイ・ジル監督。彼が遺した…
ほんっっとうにかわいくて、ジャンヌの喪失の悲しみは、明らかに愛に満ちて美しい陽の光に包まれて、全てが大切で大切で、きらきらの宝物で忘れられるわけがなかった。
わたしは海辺の恋のダニエル系めろ男のせい…
このレビューはネタバレを含みます
悲しくて甘くて美しい。
フランス映画にしてはわかりやすいというか珍しく気持ちが分かるというか(フランスの恋愛映画は基本共感はできない)でかなり好みだった。
愛するひとが自分の人生と世界を愛せないなん…
「ベターコールソウル」の元ネタの様な、
喪失後のモノクロの現在と、鮮やかな過去を交互に織り込み進行する恋愛劇。色を無くす、光と影を上手く扱うことで、同じ場所でも哀愁を引き出す演出術。そして主人公の経…
タイトルの「オー・パン・クペ」は、詩人ジャン・コクトーが通ったカフェでオマージュと言われている。まさにリアルタイムの思考をフィルムに焼きつける試みが本作の最大の魅力であり完成度は高い。
モノクロとカ…
映像表現のスタイリッシュさと、若すぎる彼らの内面の文学性の絡みが高いレベルだった。
困難に満ちた少年時代を過ごした彼と、比較的恵まれている彼女。南仏でイチャイチャしている場面は色の美しさが凄まじく、…
始終美しい。気楽に生きたい、世界を作り直したい。モノクロだと空は晴れているのか、曇っているのか分からない。緑色の空。妥協しない人。世界の外へ逃げ出す。世界とは社会で、社会とは世間で、世間とは関係。夕…
>>続きを読む©1968 Machafilm