きっかけや出会いは犯罪まがいのトラブルだった。
それでも一人寂しく型通りで生きる目的も刺激もない生活を続けているウォルターにとっては人生の終盤に与えられた奇跡の出会いだったろう。国の違う不法滞在のカ…
世界で難民問題がよりいっそう深刻になっている今こそ見直されるべき作品。淡々と描かれるアメリカの現実は、日本人にとっても決して無関係ではない。変に恋物語などにせず、おっさんと青年の物語にしてくれてよか…
>>続きを読む心温まるヒューマンドラマ。
アメリカでは単館上映から始まり拡大上映で半年もロングランされたんだとか。
移民の国ならではの共感を呼んだんやろうなぁ。9.11後の人種問題もテーマになってるし。
ピアノ…
このレビューはネタバレを含みます
社会性が強くあらわれていて終わった後なかなか涙がとまらなかった。映画に逃避や娯楽を見出す方には向いていないかなと、現実の苦い面を思い切り突きつけられるので。でも力強い意思を感じたし個人的にはかなりの…
>>続きを読む心を打たれました。
奥さんに先立たれ無機質な生活を送る主人公がある一人の若者と楽器に出会うことで変わっていく…
主人公の表情がどんどん明るくなるのを見て、人って大事だなーて思った。自分で変えたいと思…
良い噂は聞いていたが、まさかここまでとは・・・。
コネチカット州の大学で教鞭を執るウォルター教授は、奥さんに先立たれて以来、心を閉ざして生きている。講義は適当で、内容も長いこと一緒だ。食堂で…
あと何日で人生が終わるのか。
買い物はお金の交通手段でしかない。会話は知識の確認でしかない。
そんな毎日を送る男がささやかな幸せに薄く目を開いて今が人生の何日目か。数え始める指を叩き払う国、社会、不…
タレクがウォルターの心の扉を叩いた。そんな邦題でしょうか、素敵です。
移民問題への警鐘も伝わってきましたが、個人的にはオペラ座の怪人観劇のシーンで、ウォルターの小さな恋に響く悲しい音楽がとても切な…