死と隣り合わせに生きるくたびれたガンマン演じるグレゴリー・ペックの哀愁と色気に心を撃ち抜かれる。
西部随一の早撃ちガンマンが、町に残してきた家族と平穏な暮らしをおくるために足を洗おうと奮闘する話。
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主人公は、かつて名を馳せた早撃ちガンマン。若い頃は楽しんでいたものの、死と隣り合わせの生活に疲れ、後悔する日々を送っています。年齢も重ね、平穏な生活を望む主人公は、誰も自分を知らない土地でのんびりと…
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傑作。撃ち合いが冒頭の一回しかない。銃を抑止力として最大限活用し、撃つことよりも相手の死角に入り込むことや手元を見せないことで常に自分の方が優位だと思わせる。できるだけ殺しはしないでその場をおさめる…
>>続きを読むほとんど撃たない。ほとんど会話。演劇的西部劇、そんなものがあるのかと驚きに打たれる。オルタナティブな西部劇として「ミークス・カットオフ」「ファースト・カウ」を思い出してしまったが、ケリー・ライカート…
>>続きを読む傑作!
かつて名を上げた凄腕のガンマンが家族との平穏な時間を求めながらも自身の評判が招く闘いの螺旋へ必然的に巻き込まれて行く話、まさに自分が一番好きな系統の映画ですわ
派手な撃ち合いはないが味わい深…
冒頭の早撃ちシーンがすごい。編集によって演出される映画的早撃ち。この速度。しかも早撃ちは冒頭のこの一度きりという…演出とは何かを我慢することであるというお手本。
話の流れで自然と店内での籠城戦みたい…
仕掛けの多いストーリーテリングが秀逸で、端正な画作りや主演のグレゴリー・ペックのミステリアスな佇まいが素晴らしい作品。原案はアンドレ・ド・トスが担当している異色西部劇の傑作。
『真昼の決闘』とよく…
ド傑作。伝説的ガンマンの背負った業、外を歩けば対決を挑まれ婦人たちから逮捕を望まれる過酷な人生。迂闊に出歩くことも叶わず酒場に監禁され、遠い町に住む家族との面会時間は受刑者のように短い。拳銃王は凡ゆ…
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