地獄門に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『地獄門』に投稿された感想・評価

4.2

衣笠貞之助監督に、長谷川一夫と京マチ子という豪華な布陣。
大映初のカラー映画であったり、日本映画史を語る上では欠かせない作品。(語るかどうかは置いといて)
それになりよりもカンヌでパルムドールをとっ…

>>続きを読む

色彩研究の第一人者和田三造が色彩指導し、撮影は「源氏物語」で評価の高い杉山公平の衣笠貞之助監督作品で、カンヌ映画祭グランプリ、アカデミー賞衣装デザイン賞等受賞し、平家物語絵巻差乍らのジャポニズム効果…

>>続きを読む
ミ
4.5

心の弱さは人間の愚かさなのだろうか

計算された映像美、色彩の鮮やかさからは衣装や小道具へのこだわりを強く感じる。
特にお気に入りなのは冒頭。
走り抜けるたくさんの美しい着物を着た人々に合わせるよう…

>>続きを読む
アカデミー賞国際長編映画賞、衣装、デザイン賞
カンヌ国際映画祭パルム・ドール

確かに、これは傑作だ。
その時代の空気まで伝わってくる感じだ。

セットと衣装が超豪華。東映初のカラー映画なので、その気合による色の鮮やかさが目に楽しい。カメラワークも、馬の動きに合わせてカメラを動かす、手元を写す等、今では普通にやる、しかし昔の映画だと余り観ない…

>>続きを読む

数年前、【京マチ子特集上映】かなにかでスクリーン鑑賞したが、長谷川一夫と悪役俳優・山形勲が、正邪転倒の役柄を好演していて唸らされた。もちろん、要となる袈裟御膳役の京マチ子は、貞女を演じてもゆるぎない…

>>続きを読む

平安時代を舞台に平清盛に仕える盛遠は人妻である袈裟に恋焦がれ暴走していく戯曲を基にした映画
当時のカラーとしてあまりに色彩豊かで当時のパルム・ドールをとったのも納得の名作だった
羅生門と全く違う演技…

>>続きを読む
サスペンス時代劇。

人の心を力づくで変えようとする愚かさ、そして悟り。

現代にも見事に通ずるそのテーマ性。

あっぱれ地獄門、あっぱれ日本映画。
土偶
4.5

1953年の大映って「雨月物語」やこの作品を製作。とんでもないよね…。功罪あれど日本映画界での永田雅一の役割は相当だな。

映像美術衣装や京マチ子の美しさに反比例し、遠藤武者盛遠の京マチ子への横恋慕…

>>続きを読む
4.2

衣装や家具の色が鮮やかできれい。

衣笠は謎に『狂った一頁』しか観てなかったからアヴァンギャルドなイメージが強かったけどパルム・ドール獲るくらいの名作を作ってたんだな〜(無知)

そして京マチ子がや…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事