大映初のカラー作品。総天然色といった方がしっくりくる。平安末期、着物に建築に自然。この世の全ての色を捕まえようとしているかのような貪欲な色彩。日本人が見てもどこかオリエンタルな美しさ。海外でウケたの…
>>続きを読む絵巻物をそのまま映像にできるのなんて大映ぐらいだな。
前に低画質版を見た記憶があるけど比べものにらない。復元カラー版で見るのが吉。
絢爛な絵に対して、話はみみっちいメロドラマ。
長谷川一夫が京マチ…
今作の見所はやはり京マチ子さんの衣装を中心に美術の絢爛豪華さだろう。
長谷川一夫さん演じる高遠は、かなりヤベー奴だが、清盛の治世で世に出るには、あの押し出しの強さが必要だったのかも知れない。
其…
長谷川一夫の鎧の青、寝室にかかっている御簾の青の色艶は他の映画で見たことない味わい。
色彩のきらびやかさ、布のきめ細やかな感触に見惚れはするけど、いいぞ~もっとやれ~というほどではない。何なんでし…
このレビューはネタバレを含みます
このレビューはネタバレを含みます
70年も前の作品と言うことで、多少古さを感じますが、十分見れます。
タイトルから激しい戦闘ものかホラーかと思って見てみたら、なんとただのストーカーの話でびっくり。
雰囲気や存在感は素晴らしいが、スト…
©KADOKAWA1953