長屋紳士録の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『長屋紳士録』に投稿された感想・評価

YAZ
4.0

小津安二郎監督の観る

貧乏長屋に暮らす田代が子供
を拾って来るが同居人に嫌が
られる。向かいに住む後家の
おたねの所に連れてゆくが

脚本 池田忠雄/小津安二郎

久しぶり観る
戦後第一作で戦前に…

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親指
-
これぞ「笑って泣ける」エンタメの最高峰
混沌の時代を撮るにあたってあくまでも人間と人間にフォーカスする小津の人情味がすき
くねくね伝染と超高速怒りの粉挽きシーンで爆笑
3.8
上手い監督って、見るものを拒まない。
無理に引き摺り込もうともしない。
ただ、ある。

本当に心情が映像から伝わってきた。
特に、顔がいい。
胸が締め付けられた。
4.0

えー切ない…


小津作品って本当人情ドラマ。
心の中がほっこりジーンと温かくなる。


初めは子どもを預かるの面倒くさがってたのに
徐々に情が移ってくる姿がたまらない。

最後は立派な母親になって…

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もうううううう!!!!大好きです。

間違いなく今まで観てきた映画の中で、トップクラスの喜劇。切なさと悲哀の中で滑稽があり、笑いが生まれる。こんな素敵な喜劇が見たかったずっと。いい映画だよほんとに。…

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3.3
戦後間もなくの貧乏長屋のほっこりした人情噺。ちょっといい話です。
「紳士録」ってとこがいいじゃん。
kana
-

人情の素晴らしさや大切さ。

おたねさんが少年との出会いを通じて自身の生き方や人としての在り方を見つめ直していく過程がささやかな日常の中で描かれる。戦後まもない当時、多くの人が痛みや喪失感を抱え生き…

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戦後初の小津作品。

1947年。
まだまだ痛々しい東京の街。
活き活きとした人の表情。
その対比がvivid迫る。

一見すると、the 昭和!
セクハラ、パワハラ、何でもござれ!!
坊やが可哀想…

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前半の子供を邪険に扱う様は、犬や猫じゃあるまいしと苦笑せざるを得ない。

しかし戦後間もない風景、小生の親もまだこの少年と然程変わらない時分を思うと感慨深い。

独特の台詞回しが小気味よいが、おばさ…

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4.4

おねしょ布団がアメリカ国旗のように見えたり、最後の孤児みたいな子たちが治安悪かったり、戦後一作目でやっぱり戦争の跡みたいなものは感じるけど、それよりも軽やかなガールズ(淑女ズ?)トークがよかった。

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