独特。24年前に子供を産み残し、失踪した娘をさがしている未亡人。
娘が見つかったかと思えば、その女は過去の記憶がなく、名前も変わっている。失踪した娘の母子手帳をその女が持っていたことで、娘の可能性が…
本作は“記録”と“記憶”の映画だと思う。3世代の女たちの、アイデンティティを探る旅。そこでは、様々なものが記録として残っている。
母子手帳、戸籍、写真、文献、DNA。そこに記された名前、写っている…
洗練されスタイリッシュな映像感覚は、過去の作品からの流れを感じ、高級感ある映像だった。この作品の話しの展開は過去の作品より幾分分かりやすいが、不穏なミステリアスな雰囲気が良かった。広島以後の展開は重…
>>続きを読む幼児誘拐騒動をきっかけに行方不明の身内かも知れないと思った3世代の女性の機微を原爆の記憶を交えて描く———吉田喜重監督作品。
はじめて東京国際映画祭に行ってきた😆
特にこの映画では岡田茉莉子さんが…
吉田喜重の映画はバッチバチに決まったショットを見る楽しみがあるから好きだ。遺作と聞くとやりたい放題してるのではないかと少し身構えてしまうのだが、本作はそういった類のクセはなく杞憂だった。監督が202…
>>続きを読む撮影が良さそうだったからDVD買ったのに話も芝居も音楽もダメダメで最悪。音楽は最初不気味でいいなと思ったけど垂れ流しでうるさいし後半は頭に来た。「ウィメンズ・エンパワメント部門新設!」とか言いながら…
>>続きを読む小津安二郎の反映画を著した吉田喜重の遺作。あまりにも完璧に遺作すぎるが、ユリイカやドライヤーの吸血鬼を想起する。ライティングは90年代の黒沢、青山っぽい。ビル内は当時の日本映画。不気味なもののフルシ…
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