幼児誘拐騒動をきっかけに行方不明の身内かも知れないと思った3世代の女性の機微を原爆の記憶を交えて描く———吉田喜重監督作品。
はじめて東京国際映画祭に行ってきた😆
特にこの映画では岡田茉莉子さんが…
小津安二郎の反映画を著した吉田喜重の遺作。あまりにも完璧に遺作すぎるが、ユリイカやドライヤーの吸血鬼を想起する。ライティングは90年代の黒沢、青山っぽい。ビル内は当時の日本映画。不気味なもののフルシ…
>>続きを読む【演劇的な映画】
吉田喜重監督作品。
監督の夫人でもある岡田茉莉子が主演している。孫娘(一色紗英)と暮らす老婦人が、赤ん坊を生んですぐに失踪した娘とおぼしき女(田中好子)が発見されたことをきっ…
友人達と一緒に鑑賞。冒頭から音楽が不穏な空気であった。ストーリーはあるものの独特なショットとのギャップがあり、後半はホラー映画かと思うほどの演出だった。
鑑賞者が何を「恐怖」と感じるかについて非常に…
【2003年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
『秋津温泉』吉田喜重監督作品。第55回カンヌ映画祭では特別招待作品として上映された。
吉田監督はなんていうんだろう、あまりにお手本的すぎてどうし…
24年ぶりに姿を見せた実娘と思わしき女性。しかし彼女は記憶を失っており‥
彼女との交流を通じて過去と向き合う母。
三世代の女性の心理、悲劇の歴史。 考えさせられる話だった。
結局最後までD…
気づいたら終わってしもうた
画面の張力について行くので精一杯だったかもしれない。
2023.8.16 シネ・ヌーヴォにて再見
シナリオとして完成されているわけではないが、強い情念によって作品が転が…