多少のバイオレンス、ユーモアそして人の残酷さ、優しさが織り混じった作品だった。
菊次郎の不器用なりの優しさが徐々に絆を深めていったと思う。
90年代の街並みが現代にはない温かみや懐かしさを感じさせた…
「菊次郎だよバカヤロー」
祖母と暮らす少年・まさおが夏休みに入り、友達はみんな家族で出かけていく。孤独な彼が少ない情報を頼りに母に会いにいこうとしたら、近所のおっさんが連れていってくれることになっ…
菊次郎に出会わなかったら正男も菊次郎のようになっていたのかもしれない。ちょっと性格が違いすぎるかもしれないが…。
でも、「こいつも俺と同じじゃねえか」という菊次郎の小さな気付きが、正男を、そして誰よ…
北野武映画の中でも平和そうな作品で評価も高いため結構前から気になっていたが今回ようやく鑑賞。
まず所々流れる「Summer」の音楽最高この映画にマッチしてるしこの心地よい感じ最高。
映画に関して…
一期一会の出会いのなかで生まれる絆や不思議な思い出をビートたけし節も使いながら淡く描いた作品。久石譲の音楽が良すぎるのはもちろん、菊次郎の少し不器用でイかれた感じがいいアクセントになっていて独特の空…
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