すごく好きだった。
春の人生がどんどん転がっていくので、137分があっという間。田中絹代の動きがとにかく美しくて、歩く姿も、座る姿も、振り返る姿も、ずっと見ていたくなる。流れるような溝口のカメラも…
男達がクソなのはもちろんのことで、女も落ちぶれた女に厳しいなあ🥲結局ずっと優しいのは夜鷹の子達で、あとの女達は手のひらをくるくると…
お母さんはずっとお春の事を気にかけて死に際にも駆けつけてくれて、…
身分の低い男の熱意に絆された
御所勤の田中絹代が、
男と通じようとしているところに
踏み込まれて男は死刑で
自分は両親と共に洛中追放となり、
正妻が子を宿さないので
産む機械として殿に売られ、
正妻…
26.8.7 西鶴一代女
昔の女性は生きづらかっただろうなと思う。
自由な恋愛は許されず、
親が娘の嫁いだ先をアテにして勝手に借金してたものを、それを返すために娘が遊郭に身売りする。
勝之助が…
お春の地獄のような半生を振り返る溝口健二の傑作文芸映画。
彼女が恋した相手は早々に斬首され、その後は父親の意向もあってあちこちを盥回しにされ、路頭に迷った挙句に50を過ぎても体を売って生計を立てる…
溝口健二監督は悲劇的な女性の人生を描くのが本当に巧い。
男の身勝手さによって弄ばれる女性たちや、金や権力によって振り回される女性たち。
御所に勤める由緒正しい家柄の娘だったお春が身分違いの恋をした…
1686年原作、1952年製作の映画にコンプライアンスを求めてもしょうがないが、恋愛禁止からルッキズム、出産と、男たちがお春をもてあそぶ様に、心の中で「ひどい」を連発。猫を使った仕返しあたりからたく…
>>続きを読む田中絹代がダンサーインザダークのビョークくらいいじめられる。
一歩間違えたらコントで女優や演歌歌手がイジられてるみたいにイジメるけど、田中絹代もちょっと気持ち良くなってるみたいにもみえて微妙な感じに…
見ててだいぶ精神がすり減る。見終えた余韻が悪夢から覚めたときのそれ。
お春の仕草や振る舞いが終盤にかけてどんどん俗っぽくなっていく、この「聖」から「俗」への転落がとにかく悲痛だった。化け猫の仕草を…