無防備都市の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『無防備都市』に投稿された感想・評価

これからはパパって呼ぶの?の台詞に胸キュンしたり、神父さんがお茶目で可愛いな、なんて悠長に思っていたら… 残酷な展開に胸が痛む。父も母も兄弟も奪われた子供の後ろ姿、拷問に苦しむ声をかき消す美しいピア…

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3.0

中盤、AKIRA..?のバイクシーン😁
キャベツスープ、チャリチョコでママが作ってた。
現実は汚くて残酷ってはっきり言ってた。あと、ニュースの中だけだと思った戦争が…
とても正直な映画…これがネオリ…

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よい死を迎えることは難しくない
よく生きることは難しいの巻

モノクロ
戦争三部作の一作目
第二次大戦末期、ドイツ軍占領下のローマの市井の人たちのお話
悲壮感で溢れてる画面から胸が苦しくなりますが、…

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oto3x3
4.0

ロッセリーニの、『神の道化師
フランチェスコ』や『殺人カメラ』を観てから、今作をいよいよ観たのだが、イヤ、堂々たる映画でした。
強いメッセージ。抑えていても力強い俳優の演技。物語も面白い。ちょいちょ…

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命も愛も信仰も、容赦なく、呆気なく終わる。
syc9b
4.7

肉体は滅ぼせても、魂は滅ぼせない。

【感想】
イタリア・ネオリアリズモが本当に好きだ。
有機的一体性を保持した上で、緻密に、あるがまま描かれる劇的なモチーフ。別の時代の別の国の人間に自分が反射する…

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バーグマンを虜にして、アメリカを棄て、イタリアへ走らせたというこの映画をようやく観た。
ここには、良く出来たお話などではなく、切れば鮮血が噴き出す人間たちがいる。

プリーモ・レーヴィが残した言葉、…

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金井
-
この頃から敵のセンチメントを描く試みを通して観客の解放、真実のみを芸術としたロッセリーニのイズムが見られる(これは彼の恐怖と体験の葛藤の上に失敗しているが)それに信仰による人間の進化も
5.0

マイ・ベスト・R・ロッセリーニ・ムービー!

『戦火のかなた』(1946)
『ドイツ零年』(1948)
『神の道化師、フランチェスコ』(1950)
『殺人カメラ』(1952)
『ヨーロッパ一九五一年…

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