無防備都市のネタバレレビュー・内容・結末

『無防備都市』に投稿されたネタバレ・内容・結末

戦禍を生きる人たちの日常の幸せな瞬間は自然に笑いを誘うが、最後の神父の処刑によってそれらが戦争によってことごとく奪われていくことを実感させられる。
しかし処刑のところのカット割のこれじゃない感。
第二次世界大戦中、先に連合国に降伏したイタリアが、その後、かつての同盟国ドイツに占領されこのような事態になっていたのは知らなかった。すぐさま、ドイツも降伏して、日本だけが残ったとしか認識してなかった。

ラストの神父処刑の際、兵士たちがみんな殺せずわざと外すシーンに宗教というものの大きさを感じた。上官によって撃たれたが、味方か敵かということよりもまず司祭であるということの重み。
子供達がそれをじっと…

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ネオレアリズモ初鑑賞。序盤にうとうとしてしまったけど結構面白かった。笑いもある。脈絡のない屠殺シーンは2人の行く末を暗示していたわけね。神父の力強い言葉には清々しさを覚える。「魂は死んでない。肉体が…

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記録
第二次世界大戦末期、ナチスはドイツ占領下で抵抗運動をしている人を積極的に追っている。「正しく生きるのが難しい」時代である。
愛のために犠牲を払うピナや抵抗運動に協力した神父の演技が生々しいし、…

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子供達まで爆弾を使ってゲシュタポを攻撃する状況とは。

最後は神父を銃殺。

戦争、速く終われ。

【地獄に堕ちる】2023年45本目

ネオレアリズモの代表作。
ナチス占領下のローマで、イタリア人のレジスタンスの指導者マンフレーディがゲシュタポから逃れ、印刷工のフランチェスコの元で身を隠している…

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・イタリア。ドイツ軍の脅威
・司祭に群がる子供達
・合言葉代わりの口笛
・銃殺をベッドに隠す
・拷問を見せつけられる司祭、声だけ聞こえる
・同性愛に溺れる女
・ラスト、椅子に座って銃殺される

2…

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ナチは暴力に物言わせ、圧倒的な支配力を保持しているが、精神的に超越しているのはレジスタンスの方。ということにはナチ側も薄々感づいており、図星な当たり散らし方をしているのはリアリティがあった。
ゲシュ…

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