イエローキッドに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『イエローキッド』に投稿された感想・評価

Benito
3.7

【 ここから始まった真利子哲也 】

真利子哲也監督の東京藝術大学大学院卒業制作にして、長編映画デビュー作品。

それにしても役者が揃ってる。
遠藤要(見習いボクサー)、岩瀬亮(漫画家)、町田マリー…

>>続きを読む
3.5

ゼロ年代末期に松江哲明の『ライブテープ』と同時期に公開された真理子哲也の本格デビュー作。のちの『ディストラクション・ベイビーズ』や『宮本から君へ』に繋がる抑圧された者の暴力衝動がパンキッシュに綴られ…

>>続きを読む
真利子監督の初期作品観たくて録画していたものをやっと鑑賞。物語としてぐっとくるまでの感情移入はなくただ掴めないまま流れて行ってしまった感じ。一度観れたのは良かった。
宮本から君へを予感させる。監督の虚しい暴力。
卒業製作という肩書きを吹っ飛ばした作品。
野蛮さと切なさが胸を打つ。
動作の一つ一つがしっかり提示されてる。
ねお
3.3

このレビューはネタバレを含みます

真利子監督の卒業制作作品ということだが、にわかには信じ難い出来であり、これ作り上げるのとんでもないなと。
やっぱりグーパンや蹴りを主体としたドライな暴力描写はこの頃から健在で、色々と出来上がってる感…

>>続きを読む

暴力というのは、不意に、あるいは突発的に起こることである。というのがこの監督の一貫した描き方だと思うけど、すでにこの卒業制作でその原形が出来上がっている気がする。しかし、卒業制作で、でんでん始め、こ…

>>続きを読む
3.3

ザワザワと内から出てくるモヤモヤとオラオラ。こうなるのが悲しいなぁ。なんで俺と別れたんだよーって絡むあの人とよく付き合っていられたなぁ…いいとこもあったのかな…飲み屋での悪態からのアレはキツかった。…

>>続きを読む

この凄み、卒制のレベルじゃない。

抑圧された状況下で鬱憤が暴力として立ち現れるというのはありきたりだけど、セリフで状況を語ることを避け、ほとばしる感情を描いてみようという心意気に飲み込まれて見入っ…

>>続きを読む
真利子監督の卒業制作の知ってて見たから楽しめたのもあるけど、熱と凄みは確かにあった
KSat
3.5

真利子哲也の東京芸大卒制。もうこの頃から暴力描写がリアル。

というか、商店街のひったくりとか、鉄板殴りまくって血塗れになるのとか、半分くらいガチなやつだよね。

玉井英棋演じるチンピラの先輩の表情…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事