南フランスのモンテ・カルロを舞台にヨーロッパの架空小国の貴族間の恋の駆け引きをミュージカル、オペレッタ調に描いたルビッチならではの独創的なシネ・オペレッタ。『ラヴ・パレイド』(1929)でも見事な歌…
>>続きを読むルビッチの作品ではあるがあまり感心出来なかった。理由その1ー脚本が上手くない。彼の作品に頻出する、身分を隠して恋に堕ちる物語ではあるが、伯爵が理髪師と身分を偽る設定がさして面白くなく、ヒロインを追い…
>>続きを読む時代をひとつ巻き戻したような銀幕の上で、エルンスト・ルビッチはやはり優雅に、そしていたずらっぽく物語を踊らせる。ルビッチ・タッチの粋を存分に味わえる、軽やかで香気に満ちた一篇だ。
今となっては奇妙…
ルビッチのオペレッタ・コメディ。結婚を嫌って逃げ出した令嬢、モンテカルロでギャンブル。彼女を見初めた青年伯爵、美容師に化けて近づく。だが素寒貧に。結婚をドタキャンされた伯爵が参入。カネを出そうとする…
>>続きを読む『今晩は愛して頂戴ナ』が身分違いのメロドラマでイマイチだったから、流石にルビッチならよかろうと思ったけど、流石のルビッチでもつまらなすぎる。というかワイルダー的小賢しさ全開でうんざりする。ワイルダー…
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