【カフカの原作をロシア人が映画化】
カフカ原作の有名な小説の映画化。
ただしドイツ語圏ではなくロシアの製作で、ワレーリィ・フォーキン監督によるものである。主演のエヴゲーニイ・ミローノフもロシア…
甲虫の定義は六本足だと思ったが、このグレゴールは2対の手足をバタつかせ、“虫”を演じる。不思議な事に指先や足首の演技で虫に見えてくる。知能を失った分目だけが無垢に見える。
大病か大事故か、或いは精…
このレビューはネタバレを含みます
先日イギリス版を観たんだけど、あれに比べるとこっちのほうが芸術性が高いのかな…という気がする。
イギリス版はかなりコミカルに仕上がってたし、虫の造形もアニメっぽさがあったからなぁ。
でも、イギリス…
Kafka
雨の音に消される雑踏
自分にとって他人の別世界を見る
窓からの景色
そしてある日
虫になっていたというもの
それを見た家族のスローモーションが可笑しかった
じりじり虫になっていくの…
ある男が奇妙な夢から目覚めると、ベッドの上で自分の体が虫になっていた。フランツ・カフカの小説原作のSFドラマ作。突如無視になった男の苦悩、そして家族や周囲の人々が描かれるが、虫の姿をCGなどで演出す…
>>続きを読む原作は言わずと知れたフランツ・カフカの「変身」。
ストーリーは原作をかいつまんで要点を抑えている。劇中の奇妙で夢幻的な表現に、若干の物足りなさを感じつつも、グレーゴルの”虫”はよくできていて、神経の…