思っていたのとかなり違い、社会問題を散りばめている、重たい内容だった。メッセージが掴めなかったのと、セリフもあまり入ってこなかった。
彼の現代の映画とはかなり趣向が違うなと感じた。
ドイツ社会の当時…
前年に公開した『都会のアリス』(1974年公開)に続いて、翌年に公開したこの『まわり道』(1975年公開)もまた、脚本をペーター・ハントケとしながらも、ほとんど同じように、どこにもたどり着けない青年…
>>続きを読む孤独になることの安定感と喪失感が物凄い令和に蔓延る徒労感に似ている。アメリカ映画にはない特有の暗黒な社会と”私”の距離感。それは時に、死を齎すものであり、人間を放棄することである。ロードムービーとい…
>>続きを読む彼のような旅をしたい。思いつくがままに進路を決め観察や体験を経て自分と対話し自分の言葉を紡ぐそのような旅。自分で紡いだその言葉には核があり、その核の中には思考や感情が複雑に絡み合う美しき世界が無数に…
>>続きを読むさすらい三部作の中ではいちばん好き。
なんといってもナスターシャキンスキーの目力だ。台詞は全くない。これがデビュー作というからベンタースの慧眼には恐れ入る。
昨今のコンプライアンス的には完全に放送禁…
作家を志しながら自らを見直す旅に出る男 ヴィルヘム。
どこへも辿り着くことは出来ないし、のらりくらりとまわり道な旅。
人生そんな上手くいくはずもないし、真っ直ぐも進めないよね。
ナスターシャ・キ…
久しぶりに映画を見た
今日は何だか鬱々としていた
そんな気持ちに合うものは、とヴィムヴェンダースを選んだ
「まわり道」出てくる人みんな暗かった
自己内政的で孤独、矛盾すらある
それでもいつかまた辛く…