このレビューはネタバレを含みます
映画的な演出が極度に抑制された少年イゴールの成長譚。
ダルデンヌ兄弟の出世作。
イゴールは不法移民を労働力として斡旋する父ロジェの手伝いを(明確に彼の意思に反することではないとはいえ)強制させられ…
1990年代ベルギーの工業地帯を舞台に、社会派ドキュメンタリー畑出身のダルデンヌ兄弟が現場追跡の臨場感を商業長編フィクション映画に応用したごく初期の意欲作。
手持ちカメラを用いた乾いた現実感が特徴…
目黒シネマさんのダルデンヌ兄弟特集上映にて。
ダルデンヌ兄弟が世界的評価を確立させた初期代表作。
強烈な筆致とドキュメンタリーと見紛うほどのリアリズムは既に完成されている。
その後常連俳優となるジェ…
観て良かった。
少年の心情の変化が
細やかに描かれていて、
正にドキュメンタリーのよう。
少年の目の表情。
父親の憎き佇まい。
歌を歌っている時と
最後のシーンが好き。
質の良い映画。監督、凄いな。…
原題『La Promesse』 (1996)
監督: リュック・ダルデンヌ、ジャン=ピエール・ダルデンヌ
脚本: リュック・ダルデンヌ、ジャン=ピエール・ダルデンヌ、レオン・ミショー、アルフォンス…
イゴールがバイクに乗ってるシーンを見て『これこれー!」とメインヴィジュアルを思い出し、興奮。
そこを切り取るんだ、と。
正義感と罪悪感、倫理観と義理、愛情との葛藤の中で、ここまで無力なのかと社会の生…
このレビューはネタバレを含みます
葛藤に満ちた作品だった。
家族への情と良心との間で揺れ動き続ける、一人の少年の物語である。良心の呵責から黒人の母親を助け続ける一方で、真実を打ち明けることはできず、心のどこかでは父親の罪を逃れさせ…
重い重いとてつもなく重い
大人ですら判断がつかない状況を
未成年の少年が背負い結団を迫られる
正しいことは何であるか
頭ではわかっていても
究極の選択を迫られる
親は選べない
これは紛れもない事…