ラウラアントネッリの裸身が、マネの"草上の昼食"や"オランピア"の裸婦のように豊満でエロティック。
コルセットで締め上げた着衣の姿からは想像出来ないほど豊かな肉体があらわになる時、あまりの艶かしさ…
流石は上流階級の出という監督らしさ。
「過去に何度か 気を揉ませたことがあったね ぼくの浮気を 疑ったこともあるだろう 大した問題じゃなかったから 話さなかった ぼくたちは夫婦なんだ 結婚…
ヴィスコンティの貴族的退廃的な美の極地。
どのショットも絵画のよう。
浮気を妻に話して憚らない夫。
妻も義弟の友人と恋仲になり、子供を宿してしまう。
他人の子供に愛情を注ぐことはできないとひっそり…
ヴィスコンティ監督の遺作
心臓発作の不安を抱えながらメガホンを握り続けた渾身の作品
どうしようもなく自己中な男が妻と愛人の間をフラフラと気ままに過ごしているうちに、お人形さんだった妻に愛想を尽かさ…
とにかく衣装がステキでシーンが変わるごとに出てくる本妻と浮気相手の衣装に終始目が釘付け。それだけでも観る価値アリ。
子供を失ったことがわかって倒れた妻の声色が突然変わったのには吹いたw
話は単純だけ…