ヴィスコンティ監督の遺作は私の大好きがてんこ盛りで最高。
イタリア貴族の愛憎物語。夫は妻に、愛人への愛を熱く語る!
「官能的な美女なのだ!」はぁ?
妻のことは妹のように愛しているが、許して欲しいと…
[執念で作り上げた遺作]
なかなか辛い。すべての愛の喪失と破滅の男の話だから。主人公のトゥリオが、自分の思いのままに生きていくことが、イノセント=純粋、ともいえるし、身勝手とも言えるだろう。 …
流石は上流階級の出という監督らしさ。
「過去に何度か 気を揉ませたことがあったね ぼくの浮気を 疑ったこともあるだろう 大した問題じゃなかったから 話さなかった ぼくたちは夫婦なんだ 結婚…
ヴィスコンティの貴族的退廃的な美の極地。
どのショットも絵画のよう。
浮気を妻に話して憚らない夫。
妻も義弟の友人と恋仲になり、子供を宿してしまう。
他人の子供に愛情を注ぐことはできないとひっそり…
ヴィスコンティ監督の遺作
心臓発作の不安を抱えながらメガホンを握り続けた渾身の作品
どうしようもなく自己中な男が妻と愛人の間をフラフラと気ままに過ごしているうちに、お人形さんだった妻に愛想を尽かさ…