憂国に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『憂国』に投稿された感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

本作品は、特に切腹描写が色濃ゆい。

映画も三島自らが主演と演出を張っていて、自衛隊市ヶ谷駐屯地での切腹も相まって
並々ならぬこだわりがこの作品には込められているのかなぁと勘繰った。

ある意味三島…

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原題『憂國』 (1966)

監督・脚本・美術 : 三島由紀夫
演出:堂本正樹
撮影 : 渡辺公夫
音楽 : ワグナー(『トリスタンとイゾルデ』)
出演 : 三島由紀夫、鶴岡淑子

1970年に陸上…

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すごく美しい映像だが、三島の求める完全究極の美を表現するには映像というフォーマットでは役不足。
生活
3.9
奥さんの血飛沫はなんでネガポジ反転させたんだろう
帽子の鍔で目元が隠れてる軍人って良いよね
3.4

三島由紀夫原作、主演の短編映画。

内容としてはクーデターを起こした友を殺さなきゃいけないけど…できない!切腹します!
みたいな内容。

大変昔の作品なので音も映像も時代を感じます。私は大好きです。…

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原作ありきで考えてこの点数

『花ざかりの森・憂国』の中でいちばん好きなのは、『詩を書く少年』で、『憂国』にインパクトは感じたもののお気に入りのエピソードではなかったけど、この映像を見始めたら原作の…

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ivory
3.5
割腹シーンは目を逸らしたくなる痛々しさ

自殺しまくる太宰もあれだが、映画で切腹して現実でも腹を切る三島も大概だよ
Hiro
3.5
三島由紀夫を語れるほど、知ってはいないが、台詞のない30分弱の時間を固唾をのんで凝視したのは間違いない。

既に自決を覚悟していのかもと思わされる一編だ。
mikan
3.8

三島由紀夫の同名原作を作家本人が映画化!製作、監督、脚色、主演まで担当。
二・二六事件で親友達を討たねばならなくなった中尉とその妻の自決を描く。
ワーグナーの旋律にマン・レイやビル・ブラントを彷彿さ…

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マサ
3.5

類稀な才能の持ち主で誰もが認める大文豪になった人が、晩年になって臓器の飛び出るエログロ映画を作る。さらには同じことを現実で実行して、クーデターと割腹で生涯を終えた。
思想うんぬんというより、いきなり…

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