憂国に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『憂国』に投稿された感想・評価

AtWhat
2.7

三島由紀夫監督、主演の短編映画。

三島由紀夫の切腹フェチぶりが良く分かる作品。あんなに、ねっとりじっくりと切腹シーンを撮影するなんて・・・おまけに腸まではみ出させているんだぜ。まさか、この映画を撮…

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針
3.0

『からっ風野郎』に続いて、映画そのものというより三島由紀夫への興味から。

記憶が曖昧なんですけど、確か原作は2・26事件を起こした元同僚たる反乱軍の鎮圧を命じられた軍人が、それを潔しとせず、妻と最…

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まつ
2.5
仕方ないんだけど、雰囲気映画…。原作小説には勝てないですよね。切腹シーンは迫力あるけど、そこだけ。
切腹大好きマン三島由紀夫の予行演習。
(『人斬り』に続く)
スナッフフィルムと大して変わらんが、短いのはよし。
Nao
3.0
二・二六事件に決起せず切腹を選んだ青年将校を描く。文章と無声映像が交互に映る。原作・監督・主演を三島が務めて4年後に割腹自殺するの感慨深い。見れるようになったのは2006年と最近なのね。至誠=死生。

◎観賞して何日か経過した後の感想
▪️これって「アナクロ」じゃないの?
▪️文学と映画の世界観実験的共有
 この点は、皆さん書いているように素晴らしい追求だ。勿論、意図通り成功している部分と実験的描…

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2.8

三島由紀夫の割腹自殺シーンだけの短編映画なのだが、余分な要素が全て削ぎ落とされていて、三島由紀夫の"至誠"のメッセージがストレートに伝わってくる。リアル過ぎて、遺族がフィルムを焼却した気持ちは良く解…

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2.5
異質中の異質。
映画として楽しめるかと言ったら無理。
アート的なものとして。
Naoto
3.0

恐らく、僕が読んできた本の中で、一番ショックを受けた作品。

三島の男性性への憧憬と、死への美学的陶酔感に溢れていて、余りにも理解の範疇を超えていたし、何よりも文章の造形美に圧倒された。

ただ、や…

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三島由紀夫『切腹・序破急』の『序』
三島の死後、三島未亡人の希望によりフィルムは全て焼却されたと言われ幻の作品となっていた。
映画『MISHIMA』に続きここでも三島未亡人の三島由紀夫への恨みにも似…

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