「リアルバイオレンスを触知してしまう」映画ならカサヴェテスのチャイニーズブッキーを超える映画はないし、本作もそのテーマにおいては全然劣後に回るほうだと思うけど、
それでも、なんというかあの、街のアウ…
とある一夜の話
直接的な描写はないので
グロくもなんともないが
貧困故の救いようのなさは伝わる
そして何事もなかったかのように
日常へと戻っていかれる
殺人を犯して、次の日普通に出勤する人
た…
妻子に恵まれ幸せ絶頂期の警察学校に通う学生がエグい犯罪の片棒を担がされる一夜もの。
開始30分がマニラでのなんでもない日常で、その後30分はほとんど会話もない車内での移動シーン。やっとエンジンかかっ…
サスペンスの枠を超え、ホラーのように観える場面も多数の問題作。
フィリピンの大衆向けエンタメからは伺い知ることができない、都市マニラの暗部を描き切る。
日本を含む他国でもこのテの作品は作られている…
フィリピンの闇社会を描いた映画。主人公の父はノミ屋だが、元は警官だったといい、警察の仕事だけでは生活が成りたないという、フィリピン社会の生活基盤が原因だという。正義と犯罪が紙一重という恐ろしい世界で…
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