太陽の年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『太陽の年』に投稿された感想・評価

「コンスタンス」のザヌーシ、オリジナル脚本を監督した、悲恋もの。アメリカ兵士と脱出願望のある貧しい娘との恋。意思の疎通の不自由さ、そして貧しさと家族の存在に縛られている不幸。
テアトル新宿にて
XA12
3.7
終盤まではありがちな戦争直後の他国同士のメロドラマだなって思ったけど、ラストシーン良かった。
「駅馬車」を思わせる岩山で太陽で明るい良いシーン。

「太陽の年」

第41回のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。戦後間も無いポーランドでの未亡人と米兵の愛を描いた作品。

ベネチアを制したにも関わらず、日本ではほぼ観られる機会がない様だが、…

>>続きを読む
Omizu
3.8

【第41回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『コンスタンス』などポーランドのクシシュトフ・ザヌーシ監督作品。ヴェネツィア映画祭に出品され、金獅子賞を受賞した。

ザヌーシ監督は初鑑賞。というか日本で現…

>>続きを読む
徹底した照明の拘りを感じる
ラストがケレン味たっぷりすぎて好き
婆さんの遺言『駅馬車』
4.0

《ポーランド映画祭》許されざるも惹かれ合うエミリアとノーマン…若くはない二人の愛の出発を阻む幾多の障壁。娘以上に心揺さぶる母の胸中。深く抉られた様な大戦の傷跡を度々見せつけられ波国の歴史の悲痛な叫…

>>続きを読む

<男と女と病床の母>…母を持つ人物の性別が入れ替わって『コンスタンス』と鏡写しの人物配置。『コンスタンス』が上下/昇降/落下/宙吊りの映画だとすれば、こちらは乗り物による垂直移動の映画。列車走行場面…

>>続きを読む
Ayumi
3.8

こういう静かで淡々と進む映画好きなの〜、女の人も特別キレイなわけでもなく男の人も特別イケメンなわけでもなくでも2人が惹かれあってその2人が出す空気感とってもいいの、、、ただポーランド事情知らなさすぎ…

>>続きを読む

[戦後ポーランドに生きたもう一人のマリア・ブラウン] 70点

このラストは今年ベスト級かも。"モラルの不安"と呼ばれる社会主義政権批判を展開したポーランド映画のジャンルの中で、それまでも同じ様な映…

>>続きを読む
堊
3.6

死の間際に「ジョン・フォードの『駅馬車』という映画があってね…」なんて語り始める走馬灯婆にすいません笑ってしまった。
ラストのダンス、凄まじすぎる。速すぎて砂埃が舞って光輪みたいになっている。階段に…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事