被差別部落民差別の観る
監督 中平康
共同脚本は黒澤明とコンビ組んで
た橋本忍
建築会社称する〇〇組が牛耳る町
で暮らす部落民(劇中で指定されて
る)がアパート建築するんで暴力的
な立ち退きに合う…
回想形式がやや怠いが、1人の人間を徹底的に貶める中平康の厭さが満載の傑作。タイトル的に田舎臭い内容なのかと思いきや、意外とそんなことはなかった。街並みを映し出すカメラワークの素晴らしさよ。
滝沢修が…
一部の寄りショット→全体図、人物移動侵入により作られる空間は基本的だが質が高いように思う。大事な情報は編集を挟まず長回しで話すのも日活映画らしくていいじゃないか〜
虐げられし者は血を求める、それは…
橋本忍が脚本の構成を凝らしてもあっちこっちミスリードで展開を捻ってみせても、当たり前だがそれだけで映画が面白くなるわけではないのだった。『七つの弾丸』や『殺したのは誰だ』との差はどこから生じるのか考…
>>続きを読む葉山良二の過剰な汗みどろ演技がナイスフィーリング。夢中で逃げ出してきた現場にまたダッシュで戻り証拠隠滅。拭く必要のない畳の血まで拭きはじめて、すかさず笑うヴェーラのシニアに心のいいね。浜純、宇野重は…
>>続きを読む6/18@シネマヴェーラ渋谷
スラム街に住む人々が直面する立ち退き問題。
回想を全て消化し、議員兼組長へのヘイトが満タンになった後のミステリー展開はオチが読めなかった。
単純な頭故、3度ほど気持…
切除対象である蔓延る病巣、それを体現した滝沢修はただそこに居るだけでもう存在感抜群。ちょっとしたズレで誰しもが執行者に成り得たという解釈もいい。
メスを取りに戻った際の葉山良二の顔面クローズアップが…