悲しみは空の彼方にの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『悲しみは空の彼方に』に投稿された感想・評価

ダグラス・サーク代表作。
ストーリーは相変わらずメロドラマ直球型だが、撮影が凝っているので名作としての説得力が強い。
素晴らしい作品だが同原作のジョン・M・スタール『模倣の人生』(1931)を先に見てしまったがためそちらに(パンケーキ屋という設定よ)分があると感じてしまった。
Aria
-
泣けた
宫痲
5.0
ドストエフスキーと全く異なる形でメロドラマの極地を見せている。
Leo
4.5

60年代に入る前に、世代間の対立と人種問題を描いたサークの先見の明は、確かにアメリカの実態を捉えた。渡米後20年にして、ドイツ人サークがアメリカを観る目は、アメリカ人のそれを凌駕した。
色彩豊かで画…

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4.2
◎ サラ・ジェーン..../SAS
4.7

人種問題に対するテーマはある意味で時代の限界も感じるが、鏡というモチーフの象徴的な使用によって、自らのアイデンティティを受け入れることの普遍的な価値を認めた名作だった。
鏡というモチーフは、本物のよ…

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邪魔の入る要所の切り返し。所有欲の言い訳の愛。私は上がっていく、と言いながら降る階段。赤でのつなぎ。青の台本と火、からの茶番
君は映画さえあれば僕は必要ないってえぐいセリフ
最初の枕の動きのスリリン…

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撮り方は上手い。気持ち悪いくらいに上手い。なのに上手さを感じさせないところがさらにすごい。
こういうメロドラマは全然好きじゃないんだけどその超絶技巧を見たいがためについつい最後まで。

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