上京した弟を僻んで殴り蹴り暴れ散らし不行き届きで幼児が溺れ死んで戒名を背中に彫り妻と両親を放って愛人に働かせて仕事もせず子供を遊ばせ飯を食い覚醒剤打って幻聴で包丁刺した長男を誰も責めずに借金を工面す…
>>続きを読むイマヘイ作品はどんなに絶望的だからこそ笑えるのに対して、柳町作品は笑いすら絶望になってる気がする。
そういうシニカルな感じは長谷川和彦っぽいんだけど、長谷川作品はそういうシニカルさが生意気な少年マイ…
柳町光男監督・脚本・製作の傑作。鹿島地帯のダンプ運転手が、覚醒剤中毒になり、周囲の人々も全員不幸になる。覚醒剤に走った原因も哀れ。それを力強い描写で描く。幻覚幻想が怖い。ラストの豚は「豚と軍艦」を連…
>>続きを読む労働者階級の閉塞感といったところか。60年代までなら闘争したのだろうが、インナートリップしてしまった?
主人公が自然を眺める場面が印象的に挿入され、意味があるのだろうが、無視した。粗暴な男が破滅する…