生きものの記録の作品情報・感想・評価・動画配信

『生きものの記録』に投稿された感想・評価

ひろ
4.1

監督・黒澤明、主演・三船敏郎によって製作された1955年の日本映画

「生きる」「七人の侍」という大ヒット作品の後に製作された作品であり、原水爆という重いテーマを扱ったこともあってか、興行的には惨…

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Omizu
3.9

【1955年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
巨匠黒澤明監督×三船敏郎主演の人間ドラマ。カンヌ映画祭コンペに出品され、キネマ旬報ベストテンでは第4位に選出された。興行的には失敗し、黒澤作品とし…

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傑作。黒澤の映画にひとつとして軽薄なものはない。あと(準)禁治産者という言葉を初めて知った

まだ観てない黒澤作品がいくつかあり、本作もその一つ。純粋に「面白いか」と言われれば面白くはない。もちろん、主人公に感情移入はできない。では駄作かと言われるとそんなことはなく、切れ味のよいカメラワーク…

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黒澤明監督作品。原水爆の怖さや不安について、三船敏郎さん演じる喜一を通して描いていた反戦映画。思った以上に良かった。直接的な描写(例えば残虐な描写)で反戦や原水爆の恐ろしさを訴えるのではなく、ひとり…

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K
3.9

冒頭の昭和の街並み。走る電車、志村喬の居る病院の窓へ流れるようにカメラワークが移るところからもう画がカッコ良い。

話の流れ自体は会話が中心で全体的には結構地味。でも家族ドラマと反核社会派、ちょっと…

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面白い。が、黒澤×橋本忍コンビだとよく出来すぎてて…
もっと狂気に満ちていてもよかった。

また冷戦に対する警鐘なので、核戦争の恐怖があった当時と今見るのとでは感じ方も異なるのだろう。
Hiro
4.0
このレビューはネタバレを含みます
水爆実験を恐れ、ブラジルへの移住を計画するおじいちゃんの物語。正気である自分が実は狂ってるのではないかと、考えさせられる。

老けメイクの三船さんすごい。
自分の思い込みを通そうとする老人と、その資産をできるだけ残したい子どもたち。
実際こんなおじいちゃんいたら困ると思うけど
死ぬのはいいが
(水爆に)殺されたくないは説得…

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ビク
5.0
このレビューはネタバレを含みます

かれこれ41年も前になる。はじめてこの映画をアメリカで見たときの衝撃は忘れられない。それは私にとどまらずアメリカ人の観客をも含めての話である。映画が終わると拍手喝采なのである。私が日本人とわかるや矢…

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